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ここでは「検索キーワードの選び方」についてご説明します。「検索キーワードの選び方」とは、どのようなキーワードで検索するユーザーにWeb に訪れて欲しいかについて考えることです。「検索キーワードの選び方」は、対象Web にターゲット顧客を集めるための基礎工事のようなものです。「SEO(検索エンジン最適化)」のポイントは以下3 点に集約されますが、このプロセスが最も重要であると弊社は考えております。

  1. 正しい検索キーワードを設定すること
  2. サーチエンジンロボットに正しくページ内容、キーワードを認識させるよう Web を構成すること
  3. ページの評価を高めるためリンクを獲得すること

「正しい検索キーワード」の見つけ方

「正しい検索キーワード」を見つけるためには、Web の目的をもう一度明らかにするところから始めます。例えば千葉県木更津市の1カ所で営業を行っているある美容室を例にして考えてみましょう。
木更津市美容院の場合
この美容室は、Web を集客ツールのひとつとして利用したいと考えています。現在のところ主な他の集客手段としては地元のフリーペーパーへの広告掲載や駅前でのビラ配りのみで、インターネットに関してはホームページは持っているものの、集客には活用されていないという設定で考えてみましょう。

Web を集客ツールとして利用するためには、ターゲット顧客を対象Web に誘導する以外にも、サイトを見やすく構成する、クーポン券をWeb 上で配るなどしてコンバージョン率(閲覧しているユーザーが実際にお店に訪れる確率)向上を意図する必要がありますが、ここではサーチエンジンからのターゲット顧客の集客に絞って考えていきます。
このケースの場合、どのような検索キーワードを設定するのが適切でしょうか。以下の1-4 のプロセスに沿って考えていくと、「木更津 美容室」が最適であるという仮説をたてることができます。

1、 Web の目的明確化
ここでは、Web を「集客ツール」にしたいので、「ユーザーにWeb を見てもらい、実際に来店してもらうきっかけになること」がWeb の目的となります。

2、 ターゲット顧客の想像
Web の目的が明らかになったところで、その目的を達成するためにどのような情報を探しているユーザーをターゲットにすれば良いか検討します。
美容室に訪れたいユーザーとは、そのほとんどが美容室でカットやパーマなどの美容サービスを求めているユーザーであると考えられます。それでは、美容室での美容サービス提供を求めているユーザーであれば誰でも良いでしょうか。全国に展開するチェーン店であれば、そのような仮説も成り立つかもしれませんが、例にあげた美容室は千葉県木更津市に1 店舗だけという設定です。また、お店も千葉県木更津市在住のお客様をターゲットにしていることから、「千葉県木更津市の美容室をインターネットで探しているユーザー」をターゲットにすれば良いという仮説をたてます。

3、 検索キーワード候補の取得
次に「千葉県木更津市の美容室をインターネットで探しているユーザー」はどのくらいいるのかについて「Google キーワードツール」を利用して情報を取得します。

Googleキーワードツール検索例
「千葉県木更津市の美容室をインターネットで探しているユーザー」は、おそらく「木更津 美容室」や、それに似た言い回しで検索をするはずです。Google キーワードツールは関連キーワードも拾いだしてくれますので、ここでは細かいことはあまり気にせずキーワード欄にキーワードを打ち込んでみます。
その結果、「木更津 美容室」の関連キーワードは以下のようになっていることが分かりました。
「木更津 美容室」 593(月間グローバル検索ボリューム)
「木更津市 美容室」 73(月間グローバル検索ボリューム)
「木更津 美容院」 480(月間グローバル検索ボリューム)
Googleキーワードツール検索結果例
ここではひとまず「月間グローバル検索ボリューム」に注目します。そうすると、これら3 つのキーワード候補の中では、「木更津 美容室」で検索するユーザーが最も多いことが分かりました。
検索キーワードについては「ビッグキーワード」「スモールキーワード」に分けて語られることがありますが、ここに例として挙げられた、複数の単語を組み合わせて作られる「複合キーワード」は、検索回数が少ないことやキーワードが具体的であることから「スモールキーワード」に分類されると考えられます。一般に、単語ひとつで表され概念の幅が広い「ビッグキーワード」よりも複数の単語で構成される複合キーワード(スモールキーワード)の方が、概念がより具体的に絞り込まれているため、検索しているユーザーの意図が見えやすいと言われています。「美容室」という「ビッグキーワード」で検索するユーザーよりも、「木更津 美容室」という「スモールキーワード」で検索するユーザーの方が、より「千葉県木更津市の美容室をインターネットで探しているユーザー」であると考えます。

4、 検索キーワード候補からの絞り込み(競合の分析)
Google キーワードツールでいくつかのキーワード候補を取得した後は、どのキーワードに狙いを定めるかについて検討します。どのキーワードで集客することが最も望ましいかについては、実際に運用して成果を測定しなければ結果は分からないので断定することはできませんが、少なくとも今回の例で言えば、「木更津 美容室」等のキーワードで検索するユーザーはほぼ間違いなくターゲット顧客であると考えられますので、対象Web の目的が「千葉県木更津市の美容室をインターネットで探しているユーザー」の集客である以上無視するわけにはいきません。
複数の候補のなかからどれを選ぶのが効果的かという判断は、サーチエンジン上の競合Web とのバランスによります。これから戦いを挑もうとしているキーワード環境とは、激戦が繰り広げられているレッドオーシャンなのか、それとも競合の少ないブルーオーシャンなのか、事前調査は必須となります。ここでは競合の分析方法について見ていきます。競合Web を評価するためには、対象サーチエンジンにて対象キーワード(ここでは「木更津 美容室」)で検索し、上位のサイト(10 件〜)についていくつかの項目をチェックし、総合的に判断する必要があります。
※今回の例で言う3 つの複合キーワード(「木更津 美容室」「木更津市 美容室」「木更津 美容院」)を絞り込まずに、全ての検索キーワードに狙いを定めるということも考えられますが、ここではあくまで一般論として複数の検索キーワード候補からどれかひとつ最適と思われるキーワードを絞り込むというプロセスについてご説明しています。

競合サイトチェックリスト(2009.10.23)

Yahoo! カテゴリへの
登録があるか?
調べ方http://www.yahoo.co.jp/の検索窓に調べたいWeb のURL を入力し、検索窓の上にある「ウェブ|登録サイト|画像|…」のなかから「登録サイト」をクリックします。
評価基準:商用の場合は有料のディレクトリ登録で、Yahoo!対策には必須と言われています。
サーチエンジン対策に力を入れているWeb は必ずと言って良いほどYahoo!ディレクトリに登録されています。
クロスレコメンドへの
登録があるか?
調べ方http://www.excite.co.jp/の検索窓に調べたいWeb のタイトルを入力し、検索窓の上にある「ウェブ|カテゴリ|画像|…」のなかから「カテゴリ」を選び検索ボタンをクリックします。
評価基準:Yahoo!カテゴリほどではありませんが、サーチエンジン対策に力を入れている多くのWeb が大手ポータルサイトexcite、goo、biglobe、@nifty 等からのリンクが得られるクロスレコメンドを利用しています。
J エントリーへの
登録があるか?
調べ方http://www.livedoor.com/の検索窓に調べたいWebのタイトルを入力し、検索窓の上にある「ウェブ|ブログ|登録サイト|…」のなかから「登録サイト」をクリックします。
評価基準:Yahoo!カテゴリほどではありませんが、サーチエンジン対策に力を入れている多くのWeb が大手ポータルサイトlivedoor、freshEYE、TBS、MARSFLAG 等からのリンクが得られるJエントリーを利用しています。
Yahoo! における
被リンク数
調べ方:Yahoo!の検索窓に調べたいWeb のURL を「link:」に続けて入力し検索ボタンをクリックすることで Yahoo! が対象Web に対して張られていると認識している被リンク数を知ることができます。
評価基準:上位のサイトほど多くの被リンク数を獲得している傾向にあります。
Google における
被リンク数
調べ方http://www.google.co.jp/の検索窓に調べたいWebのURL を「link:」に続けて入力し検索ボタンをクリックすることで Google が対象Web に対して張られていると認識している被リンク数の一部を知ることができます。
評価基準:上位のサイトほど多くの被リンク数を獲得している傾向にあります。
Yahoo! における
インデックスページ数
調べ方:Yahoo!の検索窓に調べたいWeb のURL を「site:」に続けて入力し検索ボタンをクリックすることで Yahoo! にインデックスされているおおよそのページ数を知ることができます。
評価基準:上位のサイトほど多くのインデックスページ数を持つ傾向にあります。
Google における
インデックスページ数
調べ方:Googleの検索窓に調べたいWebのURL を「site:」に続けて入力し検索ボタンをクリックすることで Google にインデックスされているおおよそのページ数を知ることができます。
評価基準:上位のサイトほど多くのインデックスページ数を持つ傾向にあります。
PageRank 調べ方Google ツールバーをインストールすることで調べることができます。
評価基準:PageRank は5 億の変数と 30 億以上の用語の等式を解決することでウェブページの重要度を客観的に測定するGoogle のテクノロジーです。上位のサイトほどPageRank が高い傾向にあります。
http://www.google.co.jp/corporate/tech.html

検索回数(ニーズ)が高く、これらのチェックリストによる結果が最も参入しやすいと思われる環境(競合がサーチエンジン対策に力を入れていないキーワード環境)にあるキーワードに狙いを定めましょう。
候補となる検索キーワードで競合Web のチェックをした結果、上位は全てYahoo!カテゴリ等への登録を済ませており、かつインデックス数も被リンク数もページランクも高い競合Web ばかりとなると、別のニッチな検索キーワード候補を探すのも妥当な判断であるかもしれません。サーチエンジン上で上位に入ることそのものや理論的解析が目的ではなく、あくまでも実世界のビジネスにプラスサムを与えることが目的です。必要以上にサーチエンジン対策にコストと労力をかけては本末転倒になる恐れがあります。したがって最も費用対効果の高そうなキーワード環境を見つけ出し、狙いを定めることが重要です。
あるキーワードで調査した検索キーワード環境が、はたして競争が激しいのか、競争が緩やかなのかを判断するためには、一般に「競合キーワード」と呼ばれる「ビッグキーワード」での検索結果から競合Webを調べてみることをおすすめいたします。例えば「不動産」「美容室」「アルバイト」…など様々なキーワード環境を調べることでイメージをつかむことができるようになります。

なお、ここのチェックリストはコマンド等を利用して自分で調べることもできますが、一括で競合分析に有用な情報を抽出してくれる便利なWeb がありますのでご紹介しておきます。

SEO TOOLS
解析するWeb のURL と対象キーワードを打ち込むだけで、競合分析に有用な情報を抽出し点数化してくれるサービスです。競合Web を全てこのサービスで分析し、点数を比較するのも一案かと思われます。
Pythagoras(ピタゴラス)
Yahoo! における検索結果に表示されたWeb の、競合分析に有用な情報を抽出するサービスです。

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      1. Google ローカルビジネスセンターへの登録
      2. Yahoo!オンビジネスへの登録
      3. 有料ディレクトリサービスへの登録
      4. 直接リンク提供タイプ無料ディレクトリ型検索エンジンへの登録申請
      5. CGI 経由リンク提供タイプ無料ディレクトリ型検索エンジンへの登録申請
      6. 無料プレスリリースサイトへの登録申請
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      8. ソーシャルブックマーク登録
      9. メルマガスタンドの利用
      10. ブログ
      11. Yahoo!ホームページ告知等の掲示板利用
      12. サテライトサイト
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