E-mail エイリアス (Alias)

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v1 の E-Mail についての技術サポートページです。
SPEEDEX VPS v1 には FreeBSD サーバーA、FreeBSD サーバーB、FreeBSD サーバーC、Solaris Standard、Solaris Pro の 5 タイプがあります。
2009年6月現在、5 タイプとも新規オーダーはお受けしておりません。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
なお、Solaris Standard、Solaris Pro につきましては 2010年5月を持ってサービスを停止する予定です。
SPEEDEX VPS v2 サーバーご利用の場合は v2 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

E-mail エイリアス (Alias) を使うとメールの転送ができます。エイリアス (Alias) 設定されたメールアドレスに届いたメールは転送先として指定されたメールアドレスに転送されます。 E-mail エイリアス (Alias) は覚えにくいメールアドレスや長いメールアドレスの置き換えによく使われます。また、 webmaster@yourcompany.com や info@yourcompany.com などの普遍的なメールアドレスでも使われます。
複数のエイリアスから１つの転送アドレスに転送することも、逆に１つのエイリアスから複数の転送アドレスに送るように設定する事も可能です。

例えば、yourcompany.com VPS v1 上の webmaster というアカウントのエイリアスを作成すれば、ここに届いたメールを、そのまま自動的にプロバイダーのメールアドレス you@your-isp.com に転送するようにできます。この設定は以下のようにします。


webmaster: you@your-isp.com

エイリアスは、数の制限なしに好きなだけいくつでも設定できます。

以下のようなエイリアスを設定する事によって、個々のエイリアスが同一の転送アドレス宛てであったとしても、プロフェッショナルな印象を与える事が出来ます。

sales@yourdomain.com
service@yourdomain.com
jobs@yourdomain.com

また、１つのエイリアスから複数の受け取り手に転送する事が出来るので、エイリアスを使って特定の人々へ向けたメーリングリストや掲示板を作成する事が出来ます。すなわち、このエイリアスのアドレスをそのグループの通信用アドレスとして使うのです。

everyone@yourdomain.com
marketing@yourdomain.com
engineering@yourdomain.com

もしあなたが大量のエイリアスファイルをお持ちの場合は、混乱を避けるためにコメントをお付け下さい。#記号で始まる全ての行は、コメントとして理解され、無視されます。

エイリアス設定
VPS v1 でエイリアスを設定する方法はいくつかあります。

iManager
iManager のツールとウイザードを使えばブラウザから簡単にエイリアス設定ができます。
Telnet または SSH
Telnet または SSH でサーバーにアクセスし、以下を実行します。
1. ~/etc/aliases ファイルに E-mail エイリアスを追加します。 VPS v1 に Telnet または SSH 接続し pico のようなエディターを使って行う事も、ローカルで作成しアップロードする事もできます。~/etc/aliases ファイルをローカルにダウンロードし、編集、再び VPS v1 にアップロードする事もできます。FTP での転送は必ず ASCII モードで行ってください。
  
  ~/etc/aliases ファイルのエイリアス設定は以下のようになるでしょう。
```
alias: e-mail_address
```
  転送アドレス（e-mail_address）が VPS v1 上の E-mail アカウントの場合はアカウント名のみ、外部へ転送の場合は you@your-isp.com となります。
  各エイリアスは、行の頭から始めなければいけません。なぜなら、スペースやタブで始まる行は、前の行の続きとみなされるからです。また、エイリアスと転送アドレスを分けているコロン（:）は、エイリアスと同じ行にある必要がありますが、コロンの前後にスペースやタブを入力することは可能です。
  最終行末に改行マークをいれるのを忘れないで下さい。
  複数の転送アドレスを設定する場合は、転送アドレスを半角スペースまたは半角カンマで区切ります。
2. vnewaliases コマンドを実行します。
```
% vnewaliases
```

注意: 転送先アドレス（e-mail_address）が VPS v1 上の E-mail アカウントの場合は、あらはじめそのアカウントが存在しなければなりません。まだ、存在しない場合はアカウントを作成してください。

エイリアスの削除
VPS v1 のエイリアス削除も同様の方法で行います。

iManager
iManager のツールとウイザードを使えばブラウザから簡単にエイリアス削除ができます。
Telnet または SSH
エイリアスを削除するには、Telnet または SSH でサーバーにアクセスし、以下を実行します。
1. ~/etc/aliases ファイルから E-mail エイリアスを削除します。VPS v1 に Telnet または SSH 接続し pico のようなエディターを使って行う事も、ローカルで作成しアップロードする事もできます。~/etc/aliases ファイルをローカルにダウンロードし、編集、再び VPS v1 にアップロードする事もできます。FTP での転送は必ず ASCII モードで行ってください。
2. vnewaliases コマンドを実行します。
```
% vnewaliases
```

SPEEDEX サポートポリシー