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vps サーバーのユーザーアカウント管理

本ページは 2008-04-01 更新されました


注意:このサポートページで説明しているのは標準 Unix 的な内容です。
コントロールパネル「CPX」でユーザーを作成した場合は、ユーザー管理はすべてこのサポートページの説明ではなく「CPX」マニュアルページの説明に沿って行うことを強くお勧めします。

vps サーバーのユーザーアカウントに shell、email、Web コンテンツのための FTP のアクセス権限を与えることができます。
ユーザーアカウントを適切に設計し、管理するのはサーバー管理の重要な一分野です。

新規ユーザーの作成

新規ユーザーの作成は、ユーザー情報を含むファイルを手動で編集することでも可能ですが、作業を簡単に完璧に行うには、以下のインタラクティブな二つのコマンドのどちらかを使ってください。
ユーザーアカウントの作成や編集を行う場合は root 権限で行ってください

adduser

adduser コマンドは、ユーザーアカウント作成のための UNIX 標準コマンドです。しかし、初めてこのコマンドを使う場合はまごつくかもしれません。
adduser の詳しい情報は UNIX のマニュアルをご覧下さい。

vadduser

vadduser は vps サーバー上でのユーザーアカウント作成を、より簡単に行うために作ったコマンドです。
従来の vps サーバーでこのコマンドを使ったことがあれば、基本的な構造に変更はないのですぐにお使いいただけます。
それ以外の方もこのサーポートページの説明に従えば簡単にお使いいただけます。

vadduser コマンドの実行は vps サーバーに root でアクセスし、コマンドプロンプトで vadduser と打ち込みます。
必要事項の入力を求める画面が表示されます。
ユーザーのパーミッション もお読み下さい。

ユーザーアカウントの編集

vedituser が vps サーバー上でのユーザーアカウント編集用に作られたコマンドです。
このコマンドでもパーミッションや quota を含めユーザー情報の変更入力を求める画面が表示されますのでそれに従ってください。

その他にも、使い慣れていただきたいツールがいくつかあります。
そうしたツールに付いてより詳しくは、UNIX のマニュアルや、対応する man page をお読み下さい。

  • pw - pw コマンドはユーザー情報を編集する多くの機能を持っています。

  • quota - ユーザーのディスク使用状態を表示します。

  • edquota - quota (ディスク容量制限とファイル数制限)設定の編集

  • passwd - ユーザーのパスワードの変更

ユーザーアカウント情報はコンパイルされたデータベースも含め、いくつかのファイルに分かれて保存されています。
そのため、ファイルを直接編集するのではなく上記ツールを使って編集を行ってください。

注意: passwd コマンドを使う場合は、以下の例のようにユーザーを特定してください。


# passwd user1

    

ユーザーアカウントの削除

ユーザーアカウントが不要になった場合、rmuser コマンドでユーザーアカウントを削除できます。
このコマンドには、ユーザーのホームディレクトリーを残すか削除するかのオプションがあります。
一時的にユーザー権限を停止する場合は、このコマンドを使わないことをお勧めします。
そうした場合は、パスワードを変更するか、権限を停止した方が良いでしょう。
(shell 場合は、pw コマンドを使う。その他の場合は、/etc/group ファイルを編集する。)

ユーザー情報ファイル

ユーザー情報ファイルは、vps サーバーの様々なファイルに保存されています。
まず、/etc/passwd がユーザー名と共に、いくつかのユーザーアカウント情報を保存しています。
以下は test ユーザーの例です。

FreeBSD

test:*:1001:1001:Test User Account:/home/test:/usr/local/bin/tcsh

Linux

test:x:1001:1001:Test User Account:/home/test:/usr/local/bin/tcsh

1行に1ユーザーアカウント情報を保存し、各行はコロン (:) によって区切られた 7項目の要素を含んでいます。
最初の項目はユーザー名です。
次のアスタリスク (*) あるいは(x) はパスワードの代わりです。
セキュリティを高めるため、パスワードは実際は /etc/passwd には保存されません。
そのためアスタリスクあるいは x が表示されます。続けて二つの数字があります。これは User ID 番号と Group ID 番号です。
この番号を使ってシステムはユーザーのファイルへのアクセス権と所有権を追跡します。
その後に記載されているのはユーザーの本名あるいはユーザーに付いての記述です。
そして、ホームディレクトリー、最後が使用 shell です。

ユーザーのパスワードは FreeBSD では /etc/master.passwd ファイルに Linux では /etc/shadow ファイルに保存されています。
このファイルの構造は passwd とほぼ同じですが、システムが使う項目も含まれています。

これらのファイルは、多くのプログラムによってユーザーを認証のために使われます。

その他に、/etc/group ファイルと、 /user.quota ファイルにもユーザー情報が保存されています。

vlistuser

vps サーバー管理者向けに、ディスク容量割り当て( quota )情報を含んだユーザーの一覧表示ができる特別なツールがあります。
vlistuser コマンドはすべてのユーザーアカウントを一覧表示します。
System ユーザー は除きます)
以下は、vlistuser コマンドの出力サンプルです。

UserName  FullName                        Home Directory            Quotas

--------  ------------------------------- ------------------------- ------------

admin     Administrative User             /home/admin               0/0k

nobody    Unprivileged user               /nonexistent              0/0k

test      toast                           /home/testboy             0/0k

--------------------------------------------------------------------------------

                                                            Totals: 0/0k




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