iwhois スクリプト

本ページは 2006-10-02 更新されました

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Web ホスティングを行っていく場合、取得希望ドメイン名が取得可能かどうかを、顧客自身がチェックできる仕組みは不可欠です。iwhois CGI スクリプトを使えば簡単にこの機能を提供することができます。

インストール

インストールは以下の手順で行います

ドメイン名検索フォームを準備
ドメイン名検索 フォーム HTML ファイルをダウンロードし、利用するサーバーにアップロードしてください。文章、デザインは自由に編集できますが、フォームの入力フィールドの name は変更しないで下さい。
iwhois ディレクトリーのコピー

SSH、root ユーザーでサーバーにログインし、以下を実行します。
このスクリプトを使うドメインの cgi-bin ディレクトリーに library ディレクトリーを作成します。次に、/usr/local/share/contrib/ ディレクトリーの iwhois ディレクトリーを、作成した library ディレクトリーにコピーしてください。コピー後、ディレクトリーとスクリプトファイルのオーナー、グループを cgi-bin ディレクトリーと同一にし、755 のパーミッションを与えます。
以下が事例です。 user_name と記述している部分は、ドメインの管理ユーザー名に変更してください。
```
# cd /home/user_name/www/cgi-bin

# mkdir ./library

# cd ./library

# cp -r /usr/local/share/contrib/iwhois ./

# chown -R user_name:user_name ./ 	または # chown -R user_name:www ./

# chmod -R 755 ./

      
```
結果表示画面のカスタマイズ
デフォルトでは、whois データベースの検索結果をそのまま表示します。util.pl ファイルの二つのサブルーティンが結果表示画面のヘッダーとフッターを生成するために使われています。print_header_info がヘッダーを生成し print_footer_info がフッターを生成します。このサブルーティン部分には HTML コードを直接記載することができますので、簡単にカスタマイズすることができます。
whois データベースの検索結果を加工して表示するためには、iwhois.pl の process the data の部分を変更する必要があります。

事例

以下の事例は、このスクリプトをカスタマイズし、希望ドメイン名が取得済みの場合は代わりの候補を表示するようにしたものです。

ドメイン名検索

希望ドメインが利用可能かを調べることができます。

ドメイン名を入力し「検索」をクリックしてください。

新しい種類の TLD ドメイン

新しい種類の TLD ドメインが追加された場合、iwhois.pl がそれに対応していない場合があります。そうした場合は、iwhois.pl に以下のような追加を行ってください。



  elsif ($tld eq "mobi") {   # dotmobi

    $hostname = "whois.dotmobiregistry.net";

  }

上記は .mobi TLD ドメインを利用できるようにした例です。



  else {

    print "$0: unknown top level domain, $tld\n";

    exit(1);

  }

よりも前に追加ください。
$tld eq "mobi"の部分で追加する TLD ドメインの最後の . 以降の指定を行います。
$hostname = "whois.dotmobiregistry.net" の部分で追加する TLD ドメインの whois サーバー名を指定します。

制限条件

このスクリプトの作動は確認済みですが、環境が異なると使えないこともあります。しかし、不具合も含めご利用に付いてのサポートは一切行いません。独自 CGI スクリプトのインストールとデバッグを参照しご自分で解決ください。
このスクリプトの利用によって発生したいかなる結果に付いても責任を負いません。
このスクリプトの改造は自由です。改造に付いてのサポートは一切行いません。

SPEEDEX サポートポリシー