cgi-bin 以外での CGI の利用

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v2 の技術サポートです。
2009年6月現在、VPS v2 の新規オーダーを受けしておりますが、 VPS v3 の採用をお勧めします。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
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注意：cgi-bin ディレクトリー以外のディレクトリーで CGI を利用することは以下の設定で可能ですが、利用に関してはセキュリティーに十分な配慮を行ってください。不用意な利用はサーバーへの不正侵入を招きます。
この警告の意味が利用できない場合は、以下の設定はしないことをお勧めします。

設定

Apache 設定ファイル (/www/conf/httpd.conf) を編集する方法と、.htaccess ファイルを CGI を利用したいディレクトリーに置く方法とがあります。

設定 1 httpd.conf を編集する方法

Apache 設定ファイル (/www/conf/httpd.conf) で以下の記述を探します。（デフォルトの httpd.conf では 807 行あたりと）
```
# To use CGI scripts:

#

#AddHandler cgi-script .cgi

      
```
#AddHandler cgi-script .cgi となっている場合は、# を削除し以下のようにしてください。
```
# To use CGI scripts:

#

AddHandler cgi-script .cgi

      
```
.pl ファイル等を実行ファイルとする場合は以下のような記述を追加します。
```
# To use CGI scripts:

#

AddHandler cgi-script .cgi

AddHandler cgi-script .pl

      
```

CGI を利用するドメイン名の VirtualHost ディレクティブ内に Directory ディレクティブを作成し、以下のように Options 指定に ExecCGI を追加します。（以下では DocumentRoot 以下の全ディレクトリーで CGI を利用する設定を行っています。128.121.121.121、some-domain.com、some_user は適宜読み替えてください。）



<VirtualHost 128.121.121.121:80>

  SSLDisable

  ServerName some-domain.com

  ServerAdmin webmaster@some-domain.com

  DocumentRoot /home/some_user/www/some-domain.com

  User some_user

  Group some_user

  ServerAlias www.software-japan.org

 <Directory "/home/some_user/www/some-domain.com">

  Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI

  </Directory>

  ErrorLog /usr/local/apache/logs/some_user/some-domain.com-error_log

  CustomLog /usr/local/apache/logs/some_user/some-domain.com-access_log combined

</VirtualHost>

注意: <Directory> のディレクトリー指定は、" " 内で行ってください。" " がないと、Web サーバーの再起動ができないケースがあります。

Web サーバーの再起動を行ってください。

設定 2 .htaccess ファイルを CGI を利用したいディレクトリーに置く方法

以下のような記述を含んだファイルを作成し、.htaccess の名称で CGI を利用したいディレクトリーに置いてください。FTP でアップロードする場合は、ASCII モードで行ってください。



AddHandler cgi-script .pl

Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI

注意: Apache 設定ファイル (/www/conf/httpd.conf) で AllowOverride None と指定されているディレクトリー内には .htaccess ファイルを置いても機能しません。

セキュリティーを維持するための工夫

index.html ファイルを置く

CGI を利用するよう設定したディレクトリー内に必ず index.html ファイルを置いてください。内容は問いません。こうすることで CGI スクリプトファイルのリストが表示されることを防ぐことができます。
ファイルアップロードサービスのアップロード対象ディレクトリーに含めない

ファイルアップロードサービスや書き込みができるサービスを行っている場合、そうしたファイルが CGI を利用するよう設定したディレクトリー内にアップロードできないようになっていることを確認してください。

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