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自動返信メール

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v2 の技術サポートです。
2009年6月現在、VPS v2 の新規オーダーを受けしておりますが、 VPS v3 の採用をお勧めします。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
SPEEDEX VPS v1 サーバーご利用の場合は v1 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

会社の情報や提供サービスの情報を、潜在顧客に配布する簡便な方法に、自動返信メール(e-mail autoreply, e-mail autoresponder)があります。自動返信メールはメールエイリアス(E-Mail Alias)を使っています。あるメールアドレスに送信されたメールは自動返信プログラムに転送されます。自動返信メールでは返信内容として FAQ や「提案書」「商品リスト」等どのような文案でも設定する事ができます。

インストール

注意: ここで説明しているご autoreply/usr/local/bin/autoreply は別のスクリプトです。従って、このページの説明では /usr/local/bin/autoreply は正しく機能しません。しかし /usr/local/bin/autoreplyperl で記述されていますのでカスタマイズが可能です。

サーバーに SSH でアクセスし、suroot になって以下を実行します。

# cp /usr/local/contrib/unchecked/autoreply /usr/bin/autoreply

/usr/bin/autoreply ファイルのパーミッションが 755 であることを確認してください。

設定

以下の手順で、自動返信メール(e-mail autoreply, e-mail autoresponder)を作成します。

  1. /.autoreply の名称で自動返信メッセージ (顧客に返信されるメッセージ) ファイルを作成します。作成後、サーバーにアップロードします。アップロードは本来必ず ASCII モードで行わなければなりませんが、うまく送れない場合は、BINARY モードで送信してください。送信後、cat コマンド等で改行が正しく行われているかどうかを確認してください。保存するディレクトリーは VPS v2 のルート直下です。

    <オートレスポンダー本文ファイルの編集>

    あなたは、独自のオートレスポンダーメッセージ文を作成できます。これは、メールヘッダー行、本文の両方で可能です。メッセージ文を作成する時、独自のヘッダーを1行づつファイルの最初に置く事ができます。このヘッダーと本文の間に空白行を1行置いてください。空白行は本文の始まりのシグナルですので、ヘッダー部分の余計な空白行は削除してください。

    以下はオートレスポンダーメッセージ文の例です。

    
    
    Reply-To: sales-reply@yourdomain.com
    
    Subject: Your Information Request
    
    
    
    Thank you for your interest in our company.
    
    We appreciate your consideration and ...
    
    

    日本語の場合は以下のようにしてください。

    
    
    MIME-Version: 1.0
    
    Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp"
    
    Content-Transfer-Encoding: 7bit
    
    Reply-To: sales-reply@yourdomain.com
    
    Subject: Your Information Request
    
    
    
    メールを頂き有難うございます。
    
    ご質問には24時間以内に担当者からメールでご返事致します。
    
    

    そしてこのファイルは "jis" で保存してください。また、Subject: 行、From: 行、Reply-To: 行等ヘッダー行に日本語を使う場合は Base64 エンコードしてください。エンコードしてない場合は、文字化けすると思ってください。

    Base64エンコードは Perl モジュール Jcode.pm を使って、
    $header = jcode($str)->mime_decode;
    のように作成できますが、メールクライアントを使えば簡単に作成できます。

    Jcode.pm については以下ページをご覧下さい。
    http://openlab.ring.gr.jp/Jcode/index-j.html

  2. info@YOUR-DOMAIN.NAME に自動返信メールを設定する場合は、/etc/mail/aliases ファイルに以下のような追加を行います。

    
    
    info: YOU@YOUR.ISP, "|/usr/bin/autoreply -f info-reply -a info"
    
    
  3. /etc/aliases.db ファイル作成のために、newaliases コマンドを実行します。

    # newaliases

上記の設定を行った場合、info@YOUR-DOMAIN.NAME がメールを受信すると、 /.autoreply ファイルの内容が自動返信されます。 同時に、info@YOUR-DOMAIN.NAME が受信した全てのメールは、YOU@YOUR.ISP にも送信されます。 YOU@YOUR.ISP の記述をしないと、受信したメールは YOU@YOUR.ISP に送られません。

オプション設定

いくつかのオプション設定が可能です

  • -m
    -m オプションを使って /.autoreply 以外のファイルの内容を自動返信させることができます。例えば、以下のようにします。

    info: YOU@YOUR.ISP, "|/usr/bin/autoreply -m /home/your/mymessage -f info-reply -a info"

    ファイル指定は、VPS v2 のルートディレクトリーからのフルパス指定でなければなりません。

  • -f
    -f オプションを使って自動返信されるメールの "From:" を指定できます。 (上記の例では、自動返信されたメールの "From:" は "info-reply@YOUR-DOMAIN.NAME" になります。). /.autoreply ファイルで、From: ヘッダーの指定をしている場合は、-f オプションの指定は不要です。-f オプション指定と /.autoreply ファイルでの、From: ヘッダー指定の両方があった場合は、/.autoreply ファイルでの、From: ヘッダー指定が有効となります。

    注意: 自動返信を使う場合、自動返信の受信アドレス(上記の例では、info@YOUR-DOMAIN.NAME )と From:(上記の例では、info-reply@YOUR-DOMAIN.NAME )を必ず異なるものにしてください。これが同じ場合、他の自動返信との間で「自動返信のループ」が発生します。

  • -a
    -a オプションを使って自動返信されるメールのユーザー名を特定できます。ここで指定されるユーザー名は自動返信対象のユーザー名でなければなりません。 (上記の例では、info: ... -a info).

  • -h
    -h オプションを使って X-info ヘッダーを無効にすることができます。

サブホストでの自動返信設定

virtusertable でダイレクトに自動返信を設定する事はできません。 こうした場合、 /etc/mail/aliases ファイルで上記のように自動返信を設定し、virtusertable から /etc/mail/aliases ファイルのユーザーにエイリアスされるように設定します。


事例:

virtusertable (/etc/mail/virtusertable )

WEBMASTER@subhost-domain.name     subhost



Alias (/etc/mail/aliases)

subhost: you@your.isp, "|/usr/bin/autoreply -f info-reply -a WEBMASTER"

注意: -a オプションのユーザー名は、/etc/mail/virtusertable ファイルのユーザー名(上記例のWEBMASTER)です。/etc/mail/aliases ファイルのユーザー名ではありません。

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