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CatchAll 無駄なプロセス数の発生を防ぐ

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v2 の技術サポートです。
2009年6月現在、VPS v2 の新規オーダーを受けしておりますが、 VPS v3 の採用をお勧めします。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
SPEEDEX VPS v1 サーバーご利用の場合は v1 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

バーチャルマップ (virtusertable) 設定の CatchAll をうまく利用することで、スパムに起因する sendmail の無駄なプロセスの発生を防ぐことができます。SPEEDEX の VPS にはタイプごとに異なった設計同時プロセス数が設定されていて、この設計同時プロセス数を大きく上回った状態ではサーバーのパフォーマンスが低下し、場合によってはアクセスできないという状態が発生します。そのため、無駄なプロセスの発生を防ぐことが重要になります。

スパムの多くは、ドメイン名の前にランダムにユーザー名を付け、偽装の存在しないメールアドレスを名乗って送信してきます。

その結果以下が発生します。

  • 存在しないアドレスに届いたメールは、user unknown (受取人不明) として、送信元にエラー通知メールが送られます。
  • 送信元が偽装アドレスなどの場合は、メールが正しく送れず、お使いのサーバーの送信待ちフォルダー (/var/spool/mqueue) に Q されます。
  • Q されそのドメインの特定のユーザからのイーメールだけは受理し、他のすべての送信者からのイーメールを拒絶する。
  • Q されたメールは、正しく受け取られるまで一定の日時の間、繰り返し頻繁に送信が試みられます。

こうして、スパムは、ご利用のサーバーに想像以上の負担を発生させます。

以下の対策を行うことで、無駄なプロセスの発生を防ぐことができます。

  1. 存在しないアドレスに届いたメールを全て受け取り、確認後処理する。
  2. 存在しないアドレスに届いたメールは自動的にゴミ箱に捨てる。

catchall の設定

上記 1、2 いずれの場合も、catchall という設定を行います。手順は以下です。作業はコントロールパネルからでも、sheel で行ってもかまいません。(仮に sample-dom.jp を例とします)

  1. 存在しないアドレスに届いたメールを全て受け取るメールユーザーを作成します。(仮に trash)
  2. 既存のメールアドレスの全てでバーチャルマップ (virtusertable) 設定を行います。
    info@sample-dom.jp -> infos
    
    mochizuki@sample-dom.jp -> mochizuki
    ユーザー名がユニークでこれまでバーチャルマップ (virtusertable) 設定を行う必要がなかったアドレスについても、上記のように設定します。
  3. 以下のような catchall バーチャルマップ (virtusertable) 設定を行います。
    @sample-dom.jp -> trash
    
    			

上記設定により、存在しないメールアドレスに届いたメールは全てを全て trash メールボックスに届きます。

  1. 存在しないアドレスに届いたメールを全て受け取り、確認後処理する。
    この場合、コントロールパネルのメールマネージャーで trash メールボックスを確認し処理するのがお薦めです。
  2. 存在しないアドレスに届いたメールは自動的にゴミ箱に捨てる。
    この場合は、エイリアス (aliases) に以下を追加します。
    trash -> /dev/null
    存在しないアドレスに届いたメールは自動的にゴミ箱に捨てられます。回収の方法はありません。

注意:catchall はバーチャルマップ (virtusertable) の一番最後に置くようにしてください。バーチャルマップ (virtusertable) は記述された順に処理されます。従って、catchall 以降で記述された設定は意味を持ちません。すでに、catchall によって処理済だからです。

注意:shell で作業した場合は、変更が有効になるよう、vnewvirtmaps コマンドや newaliases コマンドを実行してください。

SPEEDEX サポートポリシー

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Email: support@speedex.ne.jp


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