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大企業が認める品質管理とは？
●大企業相手のWeb制作：ブランドイメージを守るための品質管理
--大企業のWeb開発は≪ブランドイメージを毀損しないこと≫≪既存顧客を裏切らないこと≫など、さまざまな制約のなかで新しいことに挑戦しなければいけない難しさがあると思いますが、実際はどうなのでしょうか。
「まず、大企業のWeb開発と中小企業のそれとの決定的な違いは、大企業の場合は≪やってはいけないことが多い≫ということだと思います。
例えば掲示板など、リスクを上回るメリットが感じられないものは設置しない場合が多いため、サイトの閲覧者と企業が【双方向コミュニケーション】を取ることが難しくなるのです。
≪制約の中で新しいことに挑戦する≫ためには大原則を押さえた上で時に思いもよらないアイデアが必要となることがあります。
具体的なエピソードは控えさせていただきますが、この【企画力】も弊社の魅力なのかもしれません。」
例えば掲示板など、リスクを上回るメリットが感じられないものは設置しない場合が多いため、サイトの閲覧者と企業が【双方向コミュニケーション】を取ることが難しくなるのです。
≪制約の中で新しいことに挑戦する≫ためには大原則を押さえた上で時に思いもよらないアイデアが必要となることがあります。
具体的なエピソードは控えさせていただきますが、この【企画力】も弊社の魅力なのかもしれません。」
--≪やってはいけないことが多い≫ということですが、他にはどのようなものがあるのでしょうか？
「ホームページをつくるときに、文章を書くことがありますよね。
当たり前のことですが、間違った日本語は使えませんし、誤字や脱字も許されません。
きっちりしていない仕事では駄目だということです。
当たり前のことですが、間違った日本語は使えませんし、誤字や脱字も許されません。
きっちりしていない仕事では駄目だということです。
また、ある大手自動車メーカー様には、ホームページ制作に関する分厚いマニュアルがあり、オンマウスのフォントの色から、文字間のピクセル数、フォルダ名やファイル名の付け方、使用するフォントに至るまで、サイト制作に関することが細かく決められています。
これは、どの外注先がホームページの制作を担当しても品質やブランドイメージを維持できるということになると思いますが、それも守られてこそです。
そのマニュアルをきっちり守るか守らないかというのも大きいのです。
弊社の担当者はその全てを理解し、ルールを遵守しています。」
これは、どの外注先がホームページの制作を担当しても品質やブランドイメージを維持できるということになると思いますが、それも守られてこそです。
そのマニュアルをきっちり守るか守らないかというのも大きいのです。
弊社の担当者はその全てを理解し、ルールを遵守しています。」
●デジタル・プランニング様の徹底した品質管理の一例
--それでは御社で特に意識して取り組まれている品質管理などがあれば教えていただけますか？
「他社との差別化として【早さ】を意識していますので、社内にはクライアントからの問い合わせは24時間以内に解決する、【24時間ルール】というものがあります。
仮に解決ができなくとも、解決への道筋を24時間以内に示します。」
仮に解決ができなくとも、解決への道筋を24時間以内に示します。」
--先ほど≪誤字・脱字≫が許されないとのことでしたが、そのようなミスをしないためにしている品質管理の努力は何かありますか？
「社内にはライターの制作した独自の日本語文章ルールというものがあります。
これは原則として社外に出すメールにも適用されます。
弊社では社外に出すメールは全てBCCで社内のメーリングリストに流され、全ての社員が目を通すしくみになっています。これは私が出すメールも同様です。
そして、私がそのメールに対して≪ここで改行してはいけない≫、≪“ませ”の使い方が違う≫、
≪この“事”はひらがなの“こと”を使うように≫など、とても細かいところまで指摘します。
細かいことのようですが、こういった日々の積み重ねが必要だと考えています。」
▲社内文章ルールイメージ
これは原則として社外に出すメールにも適用されます。
弊社では社外に出すメールは全てBCCで社内のメーリングリストに流され、全ての社員が目を通すしくみになっています。これは私が出すメールも同様です。
そして、私がそのメールに対して≪ここで改行してはいけない≫、≪“ませ”の使い方が違う≫、
≪この“事”はひらがなの“こと”を使うように≫など、とても細かいところまで指摘します。
細かいことのようですが、こういった日々の積み重ねが必要だと考えています。」
▲社内文章ルールイメージ
--内容だけではなく日本語の使い方まで頻繁に細かく指摘されるというのは特徴的ですね。
その細かさは日本語の使い方にとどまらないと思うのですがいかがでしょうか？
「そうですね。これは既に弊社の【文化】となっており、当然Web制作の仕事のなかでも活かされていると思います。
普段から細かい部分にまで気を配ることで、フォントの違い・行間の広さの違い・縦に並んだアイコンの1ピクセル単位のずれも、感覚的にわかるようになります。
細部にまでこだわって作業をすることで、結果としてきちんとしたものができるのです。
普段から細かい部分にまで気を配ることで、フォントの違い・行間の広さの違い・縦に並んだアイコンの1ピクセル単位のずれも、感覚的にわかるようになります。
細部にまでこだわって作業をすることで、結果としてきちんとしたものができるのです。
もしかするとクライアントは気付いていないかもしれませんが、改行位置の誤り、日本語の誤使用、アイコンの1ピクセルのズレ、こういうものがあると、やはり全体として雑な印象を与えてしまうものです。
また、弊社には校正担当がおりまして、Webなどで第三者に公開される文章については、その書き手がクライアントであっても校正担当がチェックします。
最近では入社試験でも筆記試験を課すようにしているのですが、弊社に入社した社員が最初につらいと思うのはこの品質管理の部分ではないでしょうか。
これが大企業とお付き合いするための苦しみとも言えるかもしれません。
最近では入社試験でも筆記試験を課すようにしているのですが、弊社に入社した社員が最初につらいと思うのはこの品質管理の部分ではないでしょうか。
これが大企業とお付き合いするための苦しみとも言えるかもしれません。
クライアントはもちろん、競合相手である企業の多くは、すでにこういった品質に関する意識が高く、一般常識も備わっています。
同じステージで仕事をするうえで、みっともないことはできない、恥をかきたくないという思いもあります。」
▲入社テストイメージ
同じステージで仕事をするうえで、みっともないことはできない、恥をかきたくないという思いもあります。」
▲入社テストイメージ
その他の実例紹介
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