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ホーム成功事例一覧オフィス・テレミート様>大企業との取引に必要なマネージメント能力

どんなに素晴らしいものを創れてもマネージメント能力がなければ
大企業と仕事を続けることはできない

<きちんと納品するということが営業であるということ>

--8年前にメールをいただいたクライアント様のお仕事が現在も続いているように、佐藤様の大企業とのお仕事は付き合いが非常に長いように感じるのですがいかがでしょうか?

「8年前にたまたま受注した仕事を今も継続していただけている、ということですが、結局何かきっかけがあって、最初の仕事があったとしても、そのあと何年も続けていくのは難しいことだと思います。1回で終わってしまうのもよくあるパターンです。
それを5年6年とリピートで続けていくのは、ある意味営業の力と言えるかもしれません。
売る物こそ違いますが、サラリーマン時代オフィス向けのインテリア販売の仕事をしていました。
営業して探してきたクライアントへ、インテリアデザイナーとインテリアプランと見積もりを提案し、提案が通ったら仕入れ業者・制作業者・クライアントそれぞれと価格交渉をし、それが済んだら納期と制作管理を行い、納入に立会い、その後料金回収、売上処理をして完結させるところまで全てを行う、会社にいながら個人商店のような内容の仕事を6年ほどしていまして、こうしたディレクター的な経験が、今に繋がっていると思います。

一度いただいた仕事を次へつなげていくためには、こうしたコスト管理やスケジュールコントロールなどの、クリエイティブと直接は関係ないところを勉強する必要があると思います。
また、営業を積極的にしないので、仕事をすること自体が営業であると考えています。
きちんと対応する、しっかり収めることが営業になっている訳ですね。
仕事をしっかりすることで、同じ企業の他の部署からも仕事をいただけるようになりました。」

--≪個人事業主はお断り≫、という企業はないのでしょうか?

<マネージメント能力がなければ、大企業と直接取引することはできない>

--クリエーターが一人で大企業と仕事をするために必要なスキルというのは、クリエイティブ能力だけではないわけですね?

「マネージメント能力も必要になってくると思います。
すごいものを作れても、納期管理がメチャクチャだったり、コスト感覚がなかったりでは駄目だと思います。
コストや納期など、求められているレベルを的確に判断し、管理・対応できるマネージメント能力を 身に付けなければいけないのではないでしょうか。」

--クリエーターだから声をかけてもらえた、ということを思ったことはありますか?
仮にクリエーターではなく、最初からディレクターというポジションであれば状況は変わっていたと思いますか?

「例えば8 年前に仕事の依頼のメールをいただいたクライアント様へ後になって伺ってみると、当時Web サイトを作れるクリエーターを探していらっしゃったようなのです。
そこで当時の私の斬新なサイトを見て、デザインを気に入ってくださったのだそうです。
仕事をするにはまずきっかけがなければいけませんから、そのきっかけを作るのに、クリエイティブは有効だと思います。
ディレクション能力はその次の問題であって、最初のきっかけにするにはハードルが高いのではないでしょうか。
ですから、個人のイラストレーターでもフォトグラファーでも、自分の【コンテンツ】を目に見えるところに出しておけば、声がかかる可能性はありますよね。」

--では大企業とお仕事をされるなかで、佐藤様のどういうところが評価されているとお考えですか?

「問い合わせや依頼に即対応できるところだと思います。
ディレクションから制作まで私ひとりでやっていますから、お問い合わせをいただいたらすぐに対応することができます。
そういう意味での対応能力の高さが評価されているのではないでしょうか。」

--では企業側は【クリエーターの佐藤さん】に仕事を発注しているのではなく、ディレクション能力のようなものを評価して、仕事を出しているのでしょうか?

「両方だと思いますけどね。いくらディレクション能力があったとしても、デザインが悪ければ仕事をいただけないと思いますので、そこはバランスだと思います。
また、ディレクション能力があるかどうかというのは仕事をしてみないと分かりませんので、そこを判断されるところまでいくのも大事になってくるのです。」

その他の実例紹介
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